🇲🇾 インター校訪問レポート

【インター校見学#11】The International School of Kuala Lumpur (ISKL)に行ってみた。

2022年10月5日

さわママ

スクール訪問第11弾。「The International School of Kuala Lumpur (インターナショナルスクールオブクアラルンプール)」 に訪問しました。
マレーシアで最も高額な学費のISKL。その学費に見合う、豪華な施設と高い進学率。イギリス式のインター校が多い中、当校はアメリカ式&IB式のカリキュラムを採用。どんな学校なのでしょう?さて、始めます。
※形式的な情報のみの学校紹介ではなく、実際に足を運び、親目線を反映した学校訪問レポートです♪

学校訪問レポート

さわママ

ISKLのOpen Dayに参加しました。20家族以上が参加した大規模なイベントでした。
Open Dayを実施し、ここまで参加者が来訪するインター校もなかなかないと思います。そして、会場の誘導、スクールツアーを担当したのが、当校の学生さんたち。ここにも「子供たちの自発性、リーダーシップ」等を養うISKLの考えがベースにあるのだと感じました。生徒さんは、とても礼儀正しく、よく教育がされていました。

ここからどんどん席が埋まります!


学校概要

1965年設立した伝統のある名門インター校です。当時はアメリカ式カリキュラム(Western Association of Schools and Colleges)を採用していましたが、世界のどの大学へも進学できるよう1980年代頃から国際バカロレア(IBカリキュラム:Interntaional Baccalaureate)も追加採用し、2軸のカリキュラムで学びの場を提供しています。※IBはHigh School(Grade11~)から選択が可能になります。

さわママ

現在約95%ほどはIBを選択しているようです。IBDP取得によりスムーズな大学進学ができるのでしょう。

生徒は3歳から受け入れ、全体で約1500名(マレーシア人:20%、外国人:80%)生徒の国籍は60各国以上でその多くはアメリカを始め英語を母国語とする生徒が学んでいます。また、アジアからも中国、韓国の生徒も多く、日本人は40名ほど在籍しています。先生も同様に、アメリカ出身者が大半を占めます。

さわママ

学内では、マレーシアと思えないほど欧米各国の生徒が多くいます。この学校では、本当の意味での「インターナショナルスクール」を体感でき、多様な文化・価値観を持つ生徒とのふれあいにより子どもの世界をぐっと広げることができると感じました。


各学年3クラスあり、1クラスあたり最大20、平均16名前後の生徒が学んでいます。卒業後は、アメリカのアイビーリーグを始め、カナダ、オーストラリア、シンガポール、香港そして日本の有名大学への進学が可能です。

学業以外にも、スポーツ、音楽、アート、ボランティア活動など、生徒一人一人の興味関心に合わせ追及することができます。また、この学校の特徴の一つとして、軽度の学習障害を持つ生徒の受け入れを積極的に行っており、学習サポートを行う専門スタッフも常駐しています。

学校の紹介動画です。


場所

2018年8月に現キャンパスがあるAmpang(アンパン)エリアに移転。アンパンエリアは、大使館等が多く、全体として落ち着いた雰囲気があります。新キャンパスの広さは約25.7エーカー、校舎の延べ床面積は95,000m²となり、KL内の最大級規模の学校です。
住所:No. 2, Lorong Kelab Polo Di Raja, Ampang Hilir, 55000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur


校舎

キャンパス全体はとても広大で、敷地内に複数のグラウンド、バスケットボールコート、プールなどさまざまな施設が充実しています。

さわママ

施設が豪華すぎて圧巻です。この施設の規模・質を維持するのには、それなりの学費がかかることは納得です。


授業時間

引用:ISKL


カリキュラム

アメリカ式カリキュラム(Western Association of Schools and Colleges)と、国際バカロレア(IBカリキュラム:Interntaional Baccalaureate)の認定校として、2つのカリキュラムを採用しています。

・PYP:Primary Years Programme 3〜12歳対象
・MYP:Middle Years Programme 11〜16歳対象の5年間のプログラム
・DP(Diploma Programme)6〜19歳対象の2年間のプログラム。

3歳から16歳を対象とするPYPとMYPは、IBの資格取得に必須ではありません。日本の高校に当たるDPは必須です。DPを2年間履修し、最終試験を経て所定の成績を収めると、国際的に認められる大学入学資格である国際バカロレア資格が取得でききます。

日本語で授業を受けてバイリンガルディプロマを取得することも可能です。そして、IBの日本語クラスがあり、日本の文化、文学、言語を学ぶことができます。これにより、日本語力の維持・向上も期待できます。


入学テスト(Assesment)

Math、English (reading,とwriting).のテストがあります。入学時、一定以上の英語力が必要になります。
EALはすべてのGrade12まで設置されています。費用は授業料に含まれています。EAL卒業には英語の4技能すべて基準を満たす必要があります。

▶カウンセラーシステム
各学年に2〜3人のカウンセラーを配置し生徒ごとに担当します。生徒の希望する進路やコース選択を把握し、サポートをします。

さわママ

学校を案内してくれた日本の女子学生はISKLに入学しまだ2年との事ですが、流暢なアメリカン英語で驚きました。来馬当時はまだ中学生で英語がわからなすぎて、やさぐれそうになった・・・というくらい英語ができなかったようです。
EALのサポートが本当に素晴らしく、他の韓国や中国から来たお友達も同様レベルに皆なっていると伺いとても驚きました。EALのサポート力とやはりネイティブ率の高さが起因していると考えられます。


エントランスとロビー

立派なエントランス。セキュリティも万全です。

そのまままっすぐ進むと、いくつかのエントランスがあります。生徒は自身のカードで入ります。


教室

Elementary Schoolの紹介動画です。

Grade1の教室です。

Grade1 のタイムテーブルです。8日のスケジュールをリピートしていきます。Math、Phonics、Science、Englishは毎日あります。

このような共有スペースが廊下に沢山設置され、生徒は他のクラスのお友達との交流を深めることもできます。

次の写真はEarly Childhood(未就学年)の遊び場です。

建物の下から、Eraly Childhood、Grade1, 2, 3と分かれています。


図書館

Elementaryの生徒用です。KLの中で一番広い図書館だと思います。


音楽室

楽器類も質・数共に申し分ない感じです。素晴らしいです。


プール

プールは3か所あり、学年に応じ使用します。

食堂

こちらはElementaryの食堂です。

食堂横には、プレイグラウンドがあり、子供たちは遊ぶこともできます。


グラウンドと体育館

敷地が広大すぎてグラウンドまで足を運ぶことができませんでした。こちらは体育館の写真です。


ショップ

まるで海外の大学のような品揃えです。生徒はこちらでユニフォームなど購入できます。


2022年度IBDP試験結果

2022年度のIBDP試験では、以下の成績を収めています。

引用:ISKL


学費(2022年10月時点)

Year1(Grade1)でRM97,000(約291万/1RM=30円 2022年10月現在)になります。
学校のホームページを必ずご確認ください。

他の学校では、RM20,000前後(約60万円)が多い中、当校は、赤〇で記載の通りRM59,000(約177万円)と非常に高額です。

最後に。
訪問時、聞き間違いや誤認がある可能性もあります。私は、エージェントではない為、参考程度にしてください。


さわママ

もう「素晴らしい」の一言です。施設の豪華さは、マレーシアで勝るところはありません。どの部分をとっても充実しています。また、スクールツアー全体を通して、アメリカ式教育を垣間見れたように思います。特に、生徒に参加者の家族を案内させたり、誘導係りを任せたりするところが、アメリカ式教育の根幹である、リーダーシップ、自主性等の要素が強く表れていると感じました。生徒はこのような成長する為の機会を与えられ、その取り組みの中で学んでいるんですね。

また、ネイティブの生徒の割合いの高さにも驚きました。そして同様に、様々な国籍を持つ生徒も数多く在籍し、Diversity(多様性)を学ぶとは、こういうことなんだなと改めて思いました。

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  • この記事を書いた人

さわ

日系航空会社から日系&外資系IT企業を経てイタリア育ちの中国人と国際結婚。息子が0歳から幼児教育・おうち英語&中国語・お受験学習・インターナショナルスクール・海外教育移住と色々経験。日本語・英語・中国語のトリリンガル子育てに関する情報発信ブログです♡
息子(8歳)と共にマレーシアのイギリス式インターへ母子教育移住中です。

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