
この記事を書いているのは、来馬後9か月目です。振り返れば、息子の英語力は徐々に上達というより階段式にとん↑とん↑と上手になっていきました。4か月目の変化について記事化したいと思います。
海外移住後、3か月経過で突如現れる英語のレベルアップ
今は既に海外移住9か月目!
息子の英語力の変化を振り返ると、ふと「あれ?なんか上手になってきてない?」と思うタイミングがいくつかありました、現在、息子は、6歳3か月でイギリス式インターのYear2です。最近は、時制、関係代名詞、受動態など複雑な表現を混ぜながら自分の伝えたいことは難なく言えるようになっています。もう英語で自分の思いを伝える事は全く問題ないレベルです。
英語力の課題が無くなると、本来の「学習」にシフトができるので、親子共にストレスが軽減したようにも感じます。
===ここから過去を振り返ります===
され、そんな息子ですが、移住後3か月を過ぎたあたりに突如、語彙・表現力の増加が現れました。
その上達の家庭は、なだらかな坂ではなく、まるで階段でも登っているかのような感じです。(それは、3か月単位で後にもやってきます)
※上達度の具合は、お子さんの英語環境や学習量にもよって差異はあると思います。
そういや、自分自身のオーストラリアに留学していた時を思い返すと、確かに3か月過ぎたあたりに少しわかるようになった!と変化に気付き始めた頃でした。(息子とのレベル感が違いすぎる・・・(笑)

本読みのレベルアップ
息子が通うインターでは、読書を一番重要な学習の取り組みと定め、毎日2冊の課題図書(個人のレベルに合わせた本)と、週1回2冊の図書館の本(子どもが自由に選んだ本)を読む必要があります。これだけでも、12冊の本を1週間で読むことになります。
▶息子が自分で英語の本が読めるようになった過程
✅移住前4か月(5歳3ヶ月)
簡単な英単語は読むことはできたが、文章はほぼ読めず。
✅移住前3か月(5歳4ヶ月)~ 移住後3か月(5歳9か月)
毎日Phonics, Math, English のWorkbookを1時間〜1時間半ほど取り組む。
Phonicsをベースに読み方を教えながら、簡単な絵本から読んで聞かせて、続けて息子にも声に出して読ませる。
✅移住後4か月(5歳10ヶ月)
本や問題集は自分で読み、理解することができるようになった。
ちなみに、子どもの絵本を選ぶ際の指針となるのが、Oxford Reeding treeのカラーバンド表です。
Oxford Reading Treeは英語を母語とする子供にとって、いわゆる「国語」の副読本として、イギリスの約80%以上の小学校で採用されています。英語力が学年相応にないお子さんは、レベルを2~3ほど落として始めると良いでしょう。

次の写真はYear1の息子の課題図書です(カラーバンド:Light Blue)▼



息子は、Year1の半ばに入学し、最初のカラーバンドはLight Blueでした。3か月が経過した頃に、Greenに昇進しました。
AmazonでもOxford Reeding Treeは購入できます。
「Oxford Treeding Tree Level〇」と〇にご自分の探したいレベルを入れて検索すると該当する書籍が表示されます。以下、書籍の一例です▼
Oxford Reading Tree Level1+ More First Sentences Pack A
Oxford Reading Tree Level2 First Sentences Pack
会話力のレベルアップ
息子は、日本では日系のインターに2年ほど通っていました。ただ、大半が日本人生徒である為、会話力は一切上がらず、ただインプットの為だけに通っていたと言っても過言ではないくらいでした。通常、おうち英語でインプットができれば十分なのですが、私自身、フルタイムでかなりハードな職場だったので自宅でのおうち英語に割く時間がとれずという状態でした。
「幼児期は、インプットが大切」
これだけは、私が譲れない要素でしたので、言葉は発しなくても良いから、とりあえず、英語を「聞く(触れる)」に力点を置いていました。
さて、そんな状態ですので、Year1のアセスメントでは、ほぼ会話する事もなく、唯一、先生が言われたことは理解はできるので、指示通りに絵を描いたり、身体を動かしたりとするくらいのレベル感でした。
そんな息子が3か月を過ぎた頃、急に発する語彙・表現力が突然増え始めたのが、私としては驚きの瞬間でした。
①I remember that I ........
whoやthat を用いた関係代名詞を使い始めた
➁I can do whatever I want to do.
複合関係代名詞 の使用が始まった
③I'm impressed with my mummy's cooking.
I'm not interested in prawn.
be impressed, be interested inなど感情を表す単語が増えた
④Have you ever seen my toy ball?
今までDid you see とか、you know とかだったのに過去完了形の使用が始まった
⑤At last, I ....
順序を表す語彙が増えた
常に息子の英語レベル(語彙・表現力)は把握していたので、急な変化に驚きました。
やはり言えることは、①生活全体が英語環境になった ➁学校でのネイティブの先生・お子さんとの会話量 が息子の英語上達のスピードを速めたのだと思います。明らかに日本にいたころより格段に習熟のスピードが早くなったのだと思います。
インター校でできたお友達とのPlay date
インターに入り、3~4か月目あたりから週末に学校のお友達と週末を過ごすことが多くなりました。親同伴で事前に約束をして子供たちが遊ぶことを「Play Date(プレイデート)」と言います。最初、女の子のママからPlay Dateしましょ~とお声がかかった時は、「そのお嬢さんが息子が好きだからデートしたいの??」と変な勘違いをしてしまいました(笑)


こうやって子供たちが遊んでいるのを見ると、言語(英語)はツールではあるが、実際はツール以上の価値はあるな~と思ってしまいます☆彡
自ら発する言葉だからこそ、そこに感情があり、人と人が繋がる事ができるのです。
いくら技術が発達し、翻訳機で意思疎通は可能になるかもしれません。しかし、気持ちが通い合うコミュニケーションはこういう交流の中で生まれるんだと思います。
そして、私自身を振り返ると、自分の生活のコミュニティや見える視野の範囲は小、中、高、大学、社会人と徐々に広がったのですが、一方、息子は既に世界に触れ、思考・言語能力、友人関係を築いています。
彼にとって国境という概念はすごく低く、私が感じた言葉の壁もなく、グローバルな視点で物事を考えるようになるんだろうなと思っています。言語(英語)というツールによって世界が広がることは間違いありません。親の私から見ても羨ましく、彼にとってどんな将来が待っているのかとても楽しみです。
では、次は移住5か月目に移ります。英語力が急激にUpした一方、日本語力の低下が・・・💦
この内容について記事化しました。
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