息子と私の移住生活 おうち英語

【息子と私の移住生活1年3か月目_その➁】英語は簡単♪6歳児が悟った「努力したから結果がある」~6歳10か月~

2023年5月12日

さわママ

マレーシア移住が1年を過ぎた頃から、息子の英語サポートをそこまで一生懸命頑張らなくても、「日常生活」や「英語でのお勉強」においても全く問題ない状態になりました。今回は、息子の英語力の成長に関して記事化しました。
ご興味ある方はご一読いただけると嬉しいです♡ 早速、始めましょう。

息子がお勉強を通して学んだこと

ある日、自宅でお勉強をしていて、英語の文章問題を解いていた時のひとコマをご紹介します。

さわママ

え~ちょっと待ってね、ちゃんと読むね。
答えどれかな~。

この答えは、これだよ~。
なんでママ読むの遅いの?わかんないの?

息子
さわママ

ちゃんと理解しないと答え間違えるよ!
(も~この子は!適当に読んだら間違えるんだって!)

答えこれだから!!!

息子
さわママ

(答えをチェックすると・・・)
うわ、ほんとだ、あってるね。
なんでそんな早くわかったの?

わかるよ!簡単。
ママわかんないの?

だって、僕、英語、ず~とがんばってきたからね~。

息子
さわママ

(うわっ、その言葉!)すごくない?ママより読むの早いで。
すっごいがんばったもんね。
(親ばかながら、感動・・・><)

最近、英語脳が整っている息子は、英語を読むのはとても速いのです。
私も含め皆さま(親御さんたち)も、日本語の文章問題は、ざ~っと本文と質問、回答を見ると一文字一文字丁寧に読まなくても視覚的に回答がこれだ!とわかる事って皆さんあると思います。
おそらく、息子はこういう感覚なのかな?と・・・(勝手な想像ですw)

回答するのが速い事も良い事ですが、それ以上に、息子から「頑張ったから、僕、できるんだよ!」という言葉が出たことに驚きました。

色んなご意見がある事は理解しますという事を前提に、興味関心から学習を広げる事は素晴らしいですが、我が家は比較的、「勉強は日々の習慣、頑張ってやるものだ」的な意味合いが強かったのも事実です。

6歳児にして「努力したから結果がある」「努力は報われる」という事を理解できたことが親としてはなんだか嬉しいひとコマでした。

では、我が家は移住前から移住後1年あたりまでどのような英語学習を行い、息子が成長していったのでしょうか?
少し長くなりますが、具体的な取り組みと成長の変化をご紹介します。

教育移住1年の息子の英語力の変化

移住前の英語レベルと教育移住に向けた準備

移住前の英語レベルは、Phonicsを一から始めました。
下の写真をご覧いただくとわかるように基本のLetter26文字と2Letters、3Lettersの「Phonics」を一から学習しました。

Mathsも同様に、英語での説明文を読みながら数学用語を覚えていきました。
当時は一人では全然読む事すらできませんでした。まずは読んであげて、息子がリピートするを繰り返しました。

息子と二人三脚で移住前の3~4か月は、できる範囲の英語学習を行いました。
詳細は別途記事化してます▼

移住早々のレベルはこんな感じでした。移住前の努力の成果もあり、なんとか単語を一つずつ読むあげるように絵本が読める程度です。


1年後の英語レベルと英語学習の詳細

1年を通して、色々試行錯誤してきました。
心がけていたことは、「継続は大切だけど、適宜、息子の成長の変化に基づいて軌道修正をしていく!」

それでは、1か月単位でご説明いたします。

2022年2月(1か月目)

入学月です。まずは、インター校にソフトランディングする事を目指し、英語力は不十分だけど、お友達ができるように準備を整えました。
クラスメイトへ折り紙でプレゼントを準備しました(英語力が至ってないなら、他でカバーする!w)
こういう努力もあり、インター校では何の問題もなくスムーズに加わる事ができました。

当時の入学準備記事はこちら

2022年3月(2か月目)

2か月目に入り、息子の英語力が他のクラスメイトと比較し、明らかに劣っていると気付き、それと同時に非常に危機感を感じました。Mathsもどう答えていいかわからない。先生にあてられても英語がわからない。。。こういう状態でした。
全ての教科の土台は「英語力」というのを改めて実感したのです。

ひとまず、英語力伸ばさなきゃ💦と色々手を出しました。
英語塾に通う
日本での英語学習をイメージし、英文法を学ぼうと英語学習塾に通いだしました。(※この年齢では文法は不要!と気付き、2か月ほどで退会。)
英語の本を読む(ORT)
イギリス式インター校では多読を強く求められます。ひたすら本を読みました。
英語の動画を見る(英語ならどんな番組でもOKルール)
息子はCaillouのYoutubeをよく見ました。同じ年代の男の子が主人公となり、日常生活を描いている動画です。非常に参考になる動画です。


今日1日学校であったことを英語で説明する
使える英語をと思い、毎日、英語で学校であったことを息子と話すことにしました。

当時の英語学習記事はこちら

2022年4月(3か月目)

インター校の先生と相談し、毎日、日記を書く事にしました。まだまだ単語量や基礎文章の構成力もまだまだ不足しているので、一緒に文章を考えていく毎日でした。先生からはSpellingは気にしなくても良い。まずは書きたい!と思う気持ちを大切にしてと指示を受けました。Spellingの正確性は読書を通して自然と改善していくようです。(←実際1年後には覚えようと努力しなくても正しいSpellingをするようになっていました)


移住前に取り掛かっていた英語のワークブックがまだまだ残っていたので、そちらも毎日1~2時間ほど取り組みました。
特にこのワークは基礎的な英語の文章作成を学ぶのに役立ちました。

【おすすめのワークブック】
【Amazon】Scholastic Success With Grammar, Grade 1
【Amazon】Scholastic Success With Writing, Grade 1


そして、シンガポール算数のお教室「SAM」に通いだしました。(現在も継続中)
これはとても良い!教育移住する全てのPrimaryのお子さんにお勧めしたい!

シンガポール算数「SAM」の詳細はこちら▼

2022年5月(4か月目)

4か月目に入り、息子から発する英語の語彙・表現力が突然増え始めました。
語学は3か月単位で成長が階段のようにどん~どん~~と伸びていくと言われていますが、それを始めて実感しました。
このあたりはインター校の息子のお友達のママ達に積極的に連絡を取り、Play Dateを頻繁にやってました。(ママの努力も必要です)

当時の英語関連の記事はこちら▼

2022年6月(5か月目)

まだまだPhonicsをベースとした英語学習は継続中です。壁をご覧いただくとわかるように、常に知らない単語が出てくるとPhonicsにのっとって発音を促し、Phonicsの定着を図りました。


2022年7月(6か月目)

6か月目にもなると、スラスラと一人で文章が読めるようになっていました。(発音・抑揚・Linkingなどはまだまだです)


2022年8月(7か月目)

もう1段、息子の英語のレベルを上げるにはOUTPUT英会話量を増やす必要があると考え、移住と共に退会したオンライン英会話「Cambly Kids」を再開しました。

オンライン英会話「Cambly kidsの記事はこちら▼

2022年9月(8か月目)

かなり難易度の高いワークもスラスラ自分自身で解けるようになっていました。
このワークブックは英語学習を行うお子さんには本当に素晴らしい1冊だと思っています。じっくり読んで、考えを書く問題も多く、思考力、文章作成力が養われるワークです。(※売り切れも多い為、在庫があればラッキーです。)

【一番のおすすめワークブック】
The Big Book of Reading Comprehension Activities, Grade K
The Big Book of Reading Comprehension Activities, Grade 1

他の学年もご紹介します。
The Big Book of Reading Comprehension Activities, Grade 2
The Big Book of Reading Comprehension Activities, Grade 3
The Big Book of Reading Comprehension Activities, Grade 4


この頃になると、自分で本を読み、感想をまとめれるスキルも身に着き、日々以下のような取り組みを行っていました。


2022年10月(9か月目)

グローバル版の公文に行き始めました。理由は文章作成の正確性を上げる為です。まだYear2ということもあり、文章の初めの大文字、最期のピリオドなどを始めとした基礎力をあげるにはちょうど良いタイミングだったと思います(※公文は半年ほど継続し退会)

グローバル公文記事はこちら▼

2022年11月(10か月目)

シンガポール算数のお教室「SAM」も通い始めて半年以上が経ち、2学年先取りで進む事ができるようになりました。

これは、ワークの一部ですが、ものすごい量のワークをやってきたんだなと思います。シンガポール算数のお陰もあり、この頃にはインター校のクラスで断トツMathsは1位をキープできるようになりました。移住当時、足すは「Add」、引くは「Subtract」って言うんだね~と息子と一緒に学習していたのがウソのようです。

当時やっていたワークはこんな感じです。まだ日本では年長児ですが、シンガポール算数のお陰と言っても過言ではないくらい難しい問題を自分で読んで回答できるようになっていました。


2022年12月(11か月目)

多読アプリを活用し、音声サポートによる英語の読書量のUPを目指しました。私が自宅で学習フォローしている関係で、私の中途半端な日本語訛りの英語が息子に移りがちだと気付きました。また、単語と単語の接続部分のLinkingも上手く繋ぎ切れていない部分もあり、ネイティブの音声で多読の実施を図りました。
Twitterやメルカリ等では、共同購入のお誘いをされている方がいるので、個人で購入すると1万円以上はする費用ですが、今回1200円で1年間使いたい放題というお得さもありRaz-kidsにトライすることにしました。(※現在も継続中)

Raz-kidsはこちら

2023年1月(12か月目)

この頃になると英語を特別強化する事を考えなくてもよい時期に突入したように思います。
それと同時に今まで英語に充てていた時間を、息子の好きなGymnastic、Piano、Swimming、Artなどの情操教育に費やす事ができるようになりました。

息子が通っていた習い事一覧はこちら



2023年2月~4月(13か月目以降)

英語学習ではなく、基礎学力の向上を目的とし、ルーティン化したワークブック(日・英・中)、多読(英・中)、オンライン英会話「Cambly kids」を日々こなしています。

インター校でも「色んなお友達と遊ぼう」ろいう親子でも決まりを作り、息子は仲良しの中国人の男の子だけではなく、イギリス、オーストラリア、南アフリカ、マレーシア、ウクライナ等、色んなお友達と積極的に遊ぶようになりました。

そのお陰?もあり、「仲良しの男の子からの中国訛りのある英語」や私からの「日本語訛りがある英語」の影響だけではなく、ブリティッシュ系の英語の影響を強く受け、発音、語彙、表現力が各段と改善しました。(※勿論、中国人のお友達は継続して大親友です)

お友達の影響ってこんなにあるの?とびっくりするくらいです!!

今では、英語は簡単♪と豪語するほどにまで成長しています。
これだけ頑張れば、息子自身の経験にもなり、将来何かの壁にぶつかっても、努力は報われると信じ頑張ってほしいと思う次第です。

近々、時間をとって、現在の息子の音声を録画できればと思っていますが、ひとまず、当記事はこれにて終わりとさせていただきます。

長くなりましたが、こちらが息子の移住前から移住1年後までの成長の記録となります。
英語は可能な範囲で早く習得した方が、子供の学校生活・日常生活も飛躍的に楽しい方向に進んでいくのかもしれません。
どなたかの参考になれば幸いです。

次は、移住生活1年4か月目です。英語の次は、中国語に着手した時の記事です。

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  • この記事を書いた人

さわ

日系航空会社から日系&外資系IT企業を経てイタリア育ちの中国人と国際結婚。息子が0歳から幼児教育・おうち英語&中国語・お受験学習・インターナショナルスクール・海外教育移住と色々経験。日本語・英語・中国語のトリリンガル子育てに関する情報発信ブログです♡
息子(8歳)と共にマレーシアのイギリス式インターへ母子教育移住中です。

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