息子と私の移住生活

【息子と私の移住生活10か月目】レベル分け授業とは?水泳クラスでグループが落ちた!?~6歳5か月~

2023年1月2日

さわママ

マレーシアのインター校全てではないですが、Maths, Phonics, Reading, Foreign Language, Swimmingなど生徒のレベルに応じてクラスやクラス内のグループを分け授業を行っているインター校もあります。
「レベル別!?」と聞いて驚かれた親御さんも多いのではないでしょうか。今回は、インター校が進めるレベル別授業の真意と息子のSwimmingのクラスでの出来事をご紹介します。

レベル別のグループ授業!?

息子の通うインター校では各教科もしくは宿題を適宜(全体で授業する日もあります)生徒のレベル(習熟度)別に3つのグループに分けて管理をしています。
これだけを聞くと、「え?そんな小さい子供なのにかわいそう」という思考に我々日本人はなりがちですよね。それに「どうしよう、下のグループだったら」と焦る方もいるでしょう。

実は、このグループ分けの真意は決して成績を競う為のものではなく、「できる子はもっと伸ばす、サポートが必要な子はきっちりサポートをして理解を深める為」のものだったのです。
これを聞いた時は、生徒全体が最適な学習機会を得れるとても良い仕組みだ!と関心しました。

一方、日本教育は良くも悪くも中央値に合わせた授業を実施するパターンが多いですね。
できる子は退屈さを感じ、ついていけない子は更に落ちこぼれるという全ての子供に対し満足いく教育機会の提供ができていないのが現実です。良く耳にするのは、公立校では学校と学習塾の授業レベルの差が大きい為、学校の授業中は退屈で寝ている子も多く、学習塾に通う生徒たちの間では、「学校には遊びに行き、勉強は塾でする」というのが一般的かのように言われています。

これは、1クラスの人数が多く(30~40名)、先生一人への負荷も高い為、一人一人へのケアが行き届かないのも致し方ないとも言えますね。

こういった日本の常識から考えると、なんて素晴らしい授業の仕組みなんだと驚きました。

Swimmingのクラスでグループが①⇒➁へ落ちた!

ある日、息子が落ち込んで帰ってきました。どうしたの?と尋ねると、SwimmingのグループがGroup1(一番上)だったのに、Group2(真ん中)に落ちたとの事。

息子はSwimmingが得意だという自負があったので、落ちたことにショックを受けていました。

私は、クラスが落ちる事は致し方ないと思っていますが、息子の自己肯定感が損なわれるんではないか?と少し危惧したので、先生に相談してみようと直接をメールをおくりました。

さわママ

息子がSwmmingが得意だと自身を持っています。しかし、今回、SwimmingのGroupが落ちた事ですごくショックを受けています。どんなところが至らず、Groupが落ちたのでしょう?もし改善できる要素があれば息子に伝えたいと思っています。

Swimmingは細かく課題の一覧があり、その課題ごとにレベル分けをしています。
Groupは適宜、生徒の達成状態により変動しているので気にする必要はありません。

ただ、〇〇(息子)がこの判断に落ち込んでいるのであれば、きっちり説明もなくGroupを変えた事は申し訳ありませんでした。
〇〇(息子)は、クロールの時の息継ぎと、もぐって泳ぐ時の勢いに課題があります。これを是非練習してください。
しばらくして、またSwimmingのコーチが〇〇(息子)の泳ぎを確認し、適正なGroupの判断をします。

先生
さわママ

ありがとうございます。〇〇(息子)に課題を伝えます。

このように課題を確認して、息子に伝えました。

その日から、息子は時間があれば水泳の練習を自宅のコンドのプールで黙々とやっていました。

10日ほどが経ったとき、息子は私に先生にメールを送ってほしいと言ってきました。準備ができたようです。
その日、先生は息子の泳ぎをテストしてくれました。
(息子がどんな感じで帰宅をするのは内心ドキドキして私は待っていました。)

その日の帰宅時間、息子はいつも以上に嬉しそうにバスを降り、私に駆け寄り「Group1に戻れたよ!」と報告してくれました。
息子は、どんな感じでテストをしたのか?など興奮気味で色々話してくれました。

私としては、Group1に戻れた事以上に、息子自身が一度ダメだったことでも再度チャレンジすれば努力は実るんだ!という事を身をもって経験できたことが嬉しかったです。

それ以降、Mathsでクラスで1番になった時も「僕、頑張ったから」と言うようになりました。
この一連の出来事を通し、常に、「努力」と「結果」が連動しているという思考が6歳児ながら学んだんだなと感じました。

先生も息子の努力をとても褒めてくださいました。
このようにスクールと家庭の連携により子供の成長をサポートし、柔軟な判断をしてくださるスクールに感謝しかないと思っています。このような教育アプローチは日本の公教育との違いなのかもしれません。

水泳を習うには?

我が家はママ(私)コーチが教えているのですが、マレーシアでは小さいお子さんでも水泳を習い事として習っているご家庭はとても多いです。勿論水泳教室もありますが、家にコーチを読んで教わる方が一般的なのかもしれません。

コンドミニアムには、共有施設にプールがあるのでコーチを招いて習っているお子さんをよく見かけます。送り迎えの必要もなく、気軽に学べ、同じコンドミニアムのお友達と一緒に受講すればレッスン料が割安になる場合も多いです。

コーチはネットで探す事もできますが、コンドミニアムのプールで練習後のコーチに声をかけてみるのが一番スムーズかもしれません。

我が家もそろそろコーチを探さないといけないなと思っている今日この頃です。

次は移住11か月目です。クリスマス休暇で台湾へ!台湾の学校事情を調査した時の記事です。

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  • この記事を書いた人

さわ

日系航空会社から日系&外資系IT企業を経てイタリア育ちの中国人と国際結婚。息子が0歳から幼児教育・おうち英語&中国語・お受験学習・インターナショナルスクール・海外教育移住と色々経験。日本語・英語・中国語のトリリンガル子育てに関する情報発信ブログです♡
息子(8歳)と共にマレーシアのイギリス式インターへ母子教育移住中です。

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