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多文化体験☆マレーシアの祝日&行事まとめて紹介!

2025年5月22日

マレーシアは多民族国家
マレー系、中華系、インド系を中心に、それぞれの文化・宗教に根ざしたお祭りや祝日が盛りだくさん!そのため 日本と比べて圧倒的にお休みが多いのが特徴です。

この記事では、実際に子育てをしながら感じたリアルな暮らしと合わせて、年間イベントを親目線でご紹介します。

とにかく休みが多い!

インター校あるある:お休みが多い!

インターナショナルスクールは、多国籍の生徒が通うこともあり、祝日による休校がとにかく多い!……2回言いたくなるくらい多いです(笑)年間の半分はお休みといっても過言ではありません💦

日本では考えられませんが、祝日が直前にズレることも。

カレンダーがあっても油断できないので、学校の公式連絡や、政府発表の情報、SNSもこまめにチェックするのがおすすめです!

日本人学校は?:意外とカレンダーは日本寄り

一方の日本人学校は、日本の教育カリキュラムに準拠していて、年間の登校日数も公立校とほぼ同じ。マレーシアの祝日で休校になる分は、他の時期で調整されています。

夏休みが少し短めで、春休みがやや長めなのが特徴。これは一時帰国などを考慮しての工夫だそうです。

イベント別ガイド:親として気になるアレコレ

マレーシアのイベントでは、民族衣装が必要になることがよくあります。特に小さいお子さんがいるご家庭は要チェック!

街のデコレーションや、ツインタワーのライトアップも祝日に合わせて変わるので必見!大型セールも開催されますよ。

わが家は ネットで調達する派ですが、現地でも可愛い衣装がたくさん売られています。

詳しくは こちらの記事にまとめています。

春節(旧正月)|1月〜2月ごろ

中国のお正月で、マレーシアの一年でもっとも華やかな時期。

爆竹・花火が2週間以上続き、街中【赤】に染まります。どこでも爆竹が鳴り響き、朝にはその残骸が……というのもマレーシアあるある。

映えスポットとして有名な天后宮など、日本では見られない文化も盛りだくさん。

各地のショッピングモールではライオンダンスや連日のように開催されています。家族や友人がテーブルを囲んで食す、魚生(イーサン)もマレーシア独特の風習。

子どもたちの民族衣装(女の子ver)民族衣装(男の子ver)も可愛いです♡

 

中国の文化として、アンパオ(紅袋)という日本のお年玉文化のようなものがあります。
家族だけでなくお友だちに配る機会も多く、この時期わが家では RM5札入りアンパオを常備。

旧正月の盛大さに、翌年は「この時期は旅行しようかな…」となる人も多いです。わが家もその典型例。

タイプーサム|2月中旬ごろ

ヒンドゥー教(タミル人)の宗教行事で、「奇祭」とも呼ばれる壮烈なイベント。体に針や串を刺して苦行を行いながら、バトゥ洞窟を目指して練り歩きます。

周辺は大渋滞、Grabもなかなか捕まりません。外出予定の方はご注意を。

ハリラヤ・プアサ(ラマダン明けの祭り)|4月ごろ

イスラム教徒が断食(ラマダン)を終えた後のお祝い。断食中は、日没まで飲食を含む行為が制限されます。

Grab内の飲食や外での食べ歩きは避けるのがマナー。

子どもたちの民族衣装(女の子 Baju Kurung民族衣装(男の子 Baju Melayuもとっても華やか♡

子どもが「断食(ラマダン)って、お腹すかないの?」と聞いてしまうこともあります。

ムスリムの方々はとても丁寧に答えてくれることが多く、貴重な文化体験の機会になりました。

ハリラヤ・ハジ(犠牲祭)|6月ごろ

動物を犠牲にし、家族や友人と食事を共にする穏やかなお祝いです。プアサほど派手さはありませんが、祝日となるため学校はお休み

ムルデカ(独立記念日)|8月31日

ムルデカ広場ではパレードが開催され、軍や警察、王族などが大集合!戦車や馬車まで登場します。

わが家もマレーシア国旗を手に見学。周辺は交通規制があるため、早めの移動が吉です。

マレーシア・デー|9月16日

マレーシアが正式に一つの国として成立した日。

街は国旗で彩られ、ツインタワーのライトアップも特別仕様に!この日ばかりは、いつもと違う夜景が楽しめます。

ディパバリ(ディワリ)|10月ごろ

「光の祭典」と呼ばれるヒンドゥー教のお正月。


インドの民族衣装は、カラフルで華やかな衣装が多いのが特徴!

子どもたちの民族衣装(女の子 Saree, Kurta民族衣装(男の子 Kurta)も必見!

ライスアート(Kolam)は子どもたちにも人気!でも触らないように注意しましょう。

ハロウィン&クリスマス|10月末〜12月

宗教行事というよりは、どちらかというと「イベント」として定着。モールでは週末ごとにお菓子配布や写真撮影会も。

12月に入ると インター校では長期休暇に入る学校もあり、1ヶ月以上のお休みになることも。学校カレンダーを確認しましょう。その後の年末年始は 日本と違って通常営業の雰囲気。

お正月ムードは控えめで、お正月飾りよりも「まだツリー?」なんてことも(笑)

最初の年は戸惑うこともあるかもしれませんが、マレーシアで暮らす最大の魅力は、日常の中で自然と「文化の多様性」に触れられること。

宗教や歴史について親子で一緒に調べたり、ちょっとした会話の中で話題にしてみたり——そんな小さなきっかけが、学びや気づきにつながります。

わが家では、民族衣装を準備したり、実際にイベントに足を運んでみることで、親子ともに異文化への理解がぐっと深まりました。

こちらも情報満載です◎

  • この記事を書いた人

さわ

日系航空会社から日系&外資系IT企業を経てイタリア育ちの中国人と国際結婚。息子が0歳から幼児教育・おうち英語&中国語・お受験学習・インターナショナルスクール・海外教育移住と色々経験。日本語・英語・中国語のトリリンガル子育てに関する情報発信ブログです♡
息子(8歳)と共にマレーシアのイギリス式インターへ母子教育移住中です。

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