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海外で病気・ケガの時、どうする?一番お得な海外旅行保険活用法とは?

2022年10月14日

海外旅行、海外移住する際、病気やケガで予期せぬ形で病院に行く可能性も少なくはありません。また、その費用も全額自費負担となる為、高額な治療費をみて驚いたという話もよく耳にしますね。

そうはいっても、実際、病気やケガで病院のお世話になる人の割合を考えると非常に低く、その為に高額な保険会社の海外旅行保険に加入するのも・・・と悩む方も多いのではないでしょうか。
実際に私が海外移住する際にそのように準備をし、不測の事態に備えたか?そして、今一番お得な海外旅行保険の対応策とは何か?をお伝えいたします。
※実際、我が家は渡航後2~3か月のうちに、3回も病院のお世話になりました💦

クレジットカード付帯の海外旅行保険の適用条件について

クレジットカードには海外旅行保険が付帯している場合が多いことはご存の方も多いのではないでしょうか。
でも、実際、付帯する補償内容や条件をきっちり理解されている方はどのくらいいるでしょう?いざ、海外で病気や事故にあった時、クレジットカード付帯の保険でカバーしようと思ったとしても、実際は補償を受けることができない事態は起きてしまうかもしれません。
何事も事前に確認し理解する事はとても大切です。まずは、確認すべきポイントからお伝えします。

確認すべきポイント2つ

  • 付帯条件の確認を!「自動付帯」or「利用付帯」?
  • 補償対象(人)の確認を!「カード本会員(カード所持者)のみ」or「同伴家族も」?

付帯条件「自動付帯」と「利用付帯」の違い

クレジットカードの付帯サービスには、「自動付帯」と「利用付帯」があり、補償が適用される条件が異なります。

自動付帯とは、クレジットカードを所持しているだけで自動的に適用される保険のことです。
利用付帯とは、旅費(渡航時の航空券代やツアー代金、空港までの移動手段(電車、バス、タクシー)の費用など)をクレジットカードで支払うことにより適用される保険のことです。

補償対象(人)について。同伴家族の適用は?

クレジットカードに付帯している海外旅行保険は、基本的にカードを所持している人が対象となります。一部のクレジットカードでは、海外旅行保険に「家族特約」がついていることがあります。

この場合、渡航時の同伴家族はクレジットカードを所持していなくとも、補償範囲となるので安心です。

※ただ、家族特約の場合、カード保持者の補償額より補償金額が低い場合は多いので、金額もご確認ください。

どのクレジットカードが付帯する海外旅行保険がおすすめ?

実際、私が保有していたクレジットカードは、Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード(通称:SPGアメックスカード)です。このカードは、マリオット系ホテルの利用で無料宿泊があったり特典が多いことで知られていますが、2022年半ばから付帯条件の変更があり、自動付帯から利用付帯になりました。現在は、既に当クレジットカードは解約済です。
この解約を機に、実際どのクレジットカードの付帯する海外旅行保険が一番お得なのかを調べました。

一番注視すべきポイントは「家族特約」の有無です。
家族特約が付いているクレジットカードは、ゴールドカード以上のグレードのカードが必要とお考えください。その中で加入時の費用がお得なクレジットカードはこちらです。

海外旅行保険の種類SPGアメックスJCBゴールドセゾンゴールド・
アメックス
ANA VISA
ワイドゴールド
年会費49,500円11,000円
※初年度無料
11,000円
※初年度無料
15,400円
保険適用条件利用付帯自動付帯
利用付帯
(出発日:2023年4月~)
利用付帯自動付帯
保険期間90日間90日間90日間90日間
家族特約
航空機遅延費用補償×
傷害死亡・後遺障害10,000万円
(家族は1,000万円)
5,000万円
(家族は1,000万円)
5,000万円
(家族は1,000万円)
5,000万円
(家族は1,000万円)
傷害治療費用300万円
(家族は200万円)
300万円
(家族は200万円)
300万円150万円
(家族は50万円)
疾病治療費用300万円
(家族は200万円)
300万円
(家族は200万円)
300万円150万円
(家族は50万円)
賠償責任4,000万円10,000円
(家族は2,000万円)
3,000万円3,000円
(家族は1,000万円)
携行品損害50万円50万円30万円50万円
(家族は15万円)
救援者費用400万円
(家族は300万円)
400万円
(家族は200万円)
200万円100万円
(家族は50万円)

「治療費用」:ケガや病気などの補償
「賠償責任」:他人の物やケガをさせてしまった時の補償
「救援者費用」:自力での帰国が難しく救援者を呼ぶための補償

私が渡航した2022年2月当時は、Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カードはカード年会費も3.5万円前後で低く、保険適応条件も自動付帯でしたので特典航空券を利用しても補償範囲となってました。
今回の調査で分かったことは、この数年で多くのカードは自動付帯から利用付帯へ条件変更していました。(JCBゴールド(出発日が2023年4月1日(土)以降から適用)やセゾンゴールドアメックス(2021年7月~適用)も同様に)

ANAカードは自動付帯ですが、家族の傷害治療等の金額(50万円)が低い為、十分ではない可能性もあります。2023年4月までの渡航の場合、JCBゴールドカードが良いのではと思いました。


セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード
JCBゴールドカード
ANA ワイドゴールドカード
Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード

※自己調査ですので、必ずご自身で詳細の確認をお願いいたします。

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  • この記事を書いた人

さわ

日系航空会社から日系&外資系IT企業を経てイタリア育ちの中国人と国際結婚。息子が0歳から幼児教育・おうち英語&中国語・お受験学習・インターナショナルスクール・海外教育移住と色々経験。日本語・英語・中国語のトリリンガル子育てに関する情報発信ブログです♡
息子(8歳)と共にマレーシアのイギリス式インターへ母子教育移住中です。

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