息子と私の移住生活

【息子と私の移住生活3か月目】マレーシアで子どもが骨折!救急外来へ~5歳10か月~

2022年10月11日

さわママ

来馬3か月目。お友達とプレイグラウンドで遊んでいる時に、モンキーバーから落ち、まさかの骨折💦来馬後、コロナからの骨折と何かと慌ただしい我が家ですが、どなたかの参考になればと思い、骨折での病院の流れを記事にまとめます。(この記事が必要となる機会が来ないことを願います・・・

骨折したら、どうする!?

病院探しで注意すること!たらい回し事件発生💦

放課後、友達とプレイグラウンドのモンキーバーで遊んでいた息子は、手を滑らせ肘から転落。あまりの痛がりように、骨が折れたかも?と思い、病院を探すことにしました。
モントキアラの病院といえばひばりクリニック!と、すぐ電話をしました。事前に骨折した可能性を伝え、プレイグランドから病院へ直行💦
※保険でカバーされることを想定していたので、治療費が高いことは当時は問題視はしていませんでした。

以下、ひばりクリニックの詳細。

ひばりクリニック

名称:HIBARI CLINIC MONT KIARA & HIBARI DENTAL | ひばりクリニック モントキアラ&ひばりデンタル
電話: 03-6211 5919
住所:〒50480 Kuala Lumpur, Mont Kiara, Jalan Kiara, 20 2nd Floor, 1 Mont Kiara

営業時間:


診察の順番が来たので診察室の中に。先生はローカルの方です。
ケガの経緯と骨折の可能性を伝えると、まさかの言葉が。。。「ここにはレントゲン写真を撮る設備がありません。
その言葉に私と旦那は唖然。ひばりクニックはやぶ医者だと聞いてはいたが、まさかの言葉に、「え?じゃ、なんで診察に来てくださいと言ったんですか?」と半ば怒り口調で問いただしてしまいました。

しかし、怒っていても仕方がないので、レントゲン検査ができるとこを探すことに。
同じくモントキアラの救急外来があるグローバルドクターに行かれてみては?と言われ、早々にここを出て、向かいました。

▶今回かかった費用はこちら▼

さわママ

何も診察してないのに、RM155(4,340円 ※)当時1RM=28円)
保険でおりるからクレームはしませんでしたが、自費なら納得できない金額ですね。

次に、紹介されたグローバル・ドクターズへ移動💦

グローバル・ドクターズ病院

名称:Global Doctors Hospital
電話: 0323039911
住所:18, Jln Kiara 3, Mont Kiara, 50480 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur

到着し受付をすると、今回は、診察の前に「レントゲン技師が17:00以降はいません」と言われました。
「え?ここ救急外来がある緊急病院ですよね?」と返すも、いないものはいないの一点張り。

もう、マレーシアの病院は何なんだ!!!と怒りがフツフツ・・・。
息子は骨折した手を労わりながらずっと待っていて本当にかわいそうでした。

次の病院へは、主人は事前に電話をし、「レントゲンは撮れるのか?レントゲン技師はいるのか?何時まで空いているのか?」等、問題がないことを確認しました。
早々にこちらを去り、デサパークにある「Parkcity Medical Centre」へ向かいました。(もうこの時点で転落から3時間半経過)

パークシティメディカルセンター

名称:ParkCity Medical Centre
電話: 0356391616
住所:Perdana, 2, Jalan Intisari, Desa Parkcity, 52200 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur

Parkcity Medical Centreは総合病院です。こちらは正面玄関です。

建物全体は大きく、模型で全体の規模をご確認ください。

建物の奥側に回ると緊急外来用の入口があります。

受付で必要情報を記入し、順番が来るのを待ちます。

少し待つと息子の名前が呼ばれました。
レントゲンを撮り、腕の状態を確認すると肘の骨が割れていました。骨折決定です。

▶今回かかった費用はこちら▼

初回診察費:RM1669.45(46,744円 ※)当時1RM=28円)
日本で自費費用で払うことはないので、結構お高い金額に目を疑いました。(ただ、欧米諸国だとこんな金額では収まらないので、これでもマレーシア価格ですね)

それから、経過観察やリハビリを合わせ計9回通院しました。
2回目 RM190(5,320円)- 経過観察
3回目 RM239(6,692円)-ギブスの撤去
4回目 RM121(3,388円)-リハビリ
5回目 RM121(3,388円)-リハビリ
6回目 RM121(3,388円)-リハビリ
7回目 RM121(3,388円)-リハビリ
8回目 RM190(5,320円)- 経過観察
9回目 RM190(5,320円)- 最終確認

合計:RM2,962(82,936円)

さわママ

病院に行く際は、訪問する病院へ事前に電話を入れ、どういう症状かを説明し、専門医はいるのか?レントゲンは撮れるのか?など、必要と思われる内容を確認の上、訪問されることをお勧めします。また、クレジットカード保険は対応できる医療機関の指定もあります。カード会社への事前確認もお忘れないようにしてください。

私が保有していたカードは、Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード(通称:SPGアメックスカード)です。このカードは、マリオット系ホテルの利用で無料宿泊があったり特典が多いことで知られていますが、偶然にも会員本人だけでなく、生計を共にする家族・親族にも保険が適用される「家族特約」がついていたのでラッキーでした。
「家族特約(同伴家族も補償対象になる)」や「利用付帯?自動付帯?(航空券等の購入が必須か?)」などの付帯条件は事前に確認されることをお勧めします。

家族特約が付いているクレジットカードは、ゴールドカード以上のグレードのカードが必要です。

海外旅行保険の種類SPGアメックスJCBゴールドセゾンゴールド・
アメックス
ANA VISA
ワイドゴールド
年会費49,500円11,000円
※初年度無料
11,000円
※初年度無料
15,400円
保険適用条件利用付帯自動付帯
利用付帯(出発日が2023年4月
利用付帯自動付帯
保険期間90日間90日間90日間90日間
家族特約
航空機遅延費用補償×
傷害死亡・後遺障害10,000万円
(家族は1,000万円)
5,000万円
(家族は1,000万円)
5,000万円
(家族は1,000万円)
5,000万円
(家族は1,000万円)
傷害治療費用300万円
(家族は200万円)
300万円
(家族は200万円)
300万円150万円
(家族は50万円)
疾病治療費用300万円
(家族は200万円)
300万円
(家族は200万円)
300万円150万円
(家族は50万円)
賠償責任4,000万円10,000円
(家族は2,000万円)
3,000万円3,000円
(家族は1,000万円)
携行品損害50万円50万円30万円50万円
(家族は15万円)
救援者費用400万円
(家族は300万円)
400万円
(家族は200万円)
200万円100万円
(家族は50万円)

私が渡航した2022年2月当時は、SPGアメックスカードはカード年会費も3.5万円前後で低く、保険適応条件も自動付帯でしたので特典航空券を利用しても補償範囲となってました。この数年で多くのカードは自動付帯から利用付帯へ条件変更しました。その為、渡航時の航空券等を当カードで支払うと保険の対象となります。ANAカードは自動付帯ですが、家族の傷害治療等の金額が低い為、十分ではない可能性もあります。
出発日が2023年4月1日(土)までの場合、JCBゴールドカードが初年度無料、家族付帯、自動付帯と渡航時の負担がなく全てカバーされるのではないかと思いました。


セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード
JCBゴールドカード
ANA ワイドゴールドカード
Marriott Bonvoy®アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード


我が家が加入していた現地医療保険は有効?

来馬2か月目にコロナ感染し、クレジットカード保険で医療費カバーされることを確認済だったので、今回も持っていたSPGアメックスカードに連絡を入れました。一旦立て替えは必要だが、後日交通費も含め全て医療費は返金されるとのことでした。(2022年4月時点)


我が家は、学生ビザと保護者ビザで滞在しています。通常、学生ビザの場合、現地医療保険の加入は必須なので、その保険で対応できるはずなのでは?と思われた方もいるでしょう。

なぜ、我が家は現地医療保険を使用しなかったかを説明いたします。
勿論、我が家もTOKIO MARINEの現地医療保険に加入しました。でも、そこには、少し落とし穴があるのです💦

現地保険は大きく分けて2つのパターンがあります。

①”入院を伴う”医療費を補償する(※限度額設定あり)⇒ 保険費用は高い(一般医療費は適応外)
 TOKIO MARIN商品名:Premier Medic Partner

➁一定の免責額があり、それを超えた分だけ補償する ⇒ 保険費用は安い(一般医療費は適応外)
 TOKIO MARIN商品名:Medic Plus

いずれにせよ、一般医療費は対象外!
我が家は住民票を日本においていて国民健康保険もあるし・・・と、➁に加入しました。親子2人でRM287.95(7,774円 ※当時1RM=約27円
安いですよね。。。でも、➁の保険にはTOKIO MARINEではRM10,000分の免責があります。つまり、実質27万円を超えた分だけ補償しますという意味の為、全く意味をなさない形だけの保険なのです。(保険の代理店の方は、Insurance for student VISAなどと言っていました。)
※TOKIO MARINEは、保険金額も他社と比較し大差なくお得ですし、何より日本語が話せる方がいるのが一番の決め手でした。

結果、移住1年目の我が家は、滞在期間の医療保険は、クレジットカードの海外医療保険か日本の国民健康保険でカバーをしています。2年目以降は要検討です。

次は移住4か月目です。お友達とのPlay dateした時の記事です。

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  • この記事を書いた人

さわ

日系航空会社から日系&外資系IT企業を経てイタリア育ちの中国人と国際結婚。息子が0歳から幼児教育・おうち英語&中国語・お受験学習・インターナショナルスクール・海外教育移住と色々経験。日本語・英語・中国語のトリリンガル子育てに関する情報発信ブログです♡
息子(8歳)と共にマレーシアのイギリス式インターへ母子教育移住中です。

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