教育移住とは?
最近、皆さんの周りでも「教育移住」という言葉を耳にする機会がふえているのではないでしょうか?
子どもの将来を考え、海外の学校に通い、生活環境含め移すことを「教育移住」と言われています。
移住先は様々ですが、日本人から移住先としての指示が高い「住みたい国No.1」に選ばれているのは、マレーシア。実際、マレーシアはリタイア後の移住先のみならず、グローバル教育先進国として教育移住(親子留学)としても注目されています。
私と息子は現在マレーシアで教育移住中ですが、実は私の周りにも沢山の教育移住者がいるのです(日本人以外にも中国人、韓国人も沢山)。これらのご家族がなぜ海外での教育を目指すことになったのかは、日本の公教育で子供を育てることへの疑問・危機感です。
英語力以前に、「教育」そのものへの疑問を持たれている方が多いのです。
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この記事を読むと日本社会・経済の危機を感じ、子供たちにグローバルスタンダードな教育の提供が必要である理由はよくわかります。
これからの時代に合わせ、求められる高い思考力・想像力を養える教育が必要なのかもしれません。
マレーシアのインターでの教育の実態は別でお話をする予定ですが、今回は、そんなマレーシア教育移住を体験している我が家が実際にかかった費用をお伝えしたいと思います。
「教育移住なんかよさそう♪」と思っても、実際、費用はどのくらいかかるの?これは心配の種ですね。
勿論、費用はご家庭のサイズ、住む場所、選ぶ学校、生活様式によって変動はしますが、参考値としてご覧ください。
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渡航時に必要な費用
さて、まずは、渡航に必要な費用をご紹介します。家計簿を見返すと移住当時1RM=27円で計算されています。今は、円安で1RM=31円です。海外での生活は、このように為替の影響も受けやすく、予算に余裕をもって計画を立てることをお勧めします。
渡航日:2022年2月8日
項目 | 支出(円) | 内容 |
---|---|---|
航空券 | 16,860 | JALの特典航空券を使用。燃油サーチャージ等の支払いのみ。大人1名と子供(5歳)1名分 |
荷物超過費用 | 6,000 | エコノミー受託手荷物:23㎏×2個まで/1人。スーツケース1個が30KGと超過した為 |
空港宅配 | 8,250 | スーツケース3個を実家から成田へJAL空港宅配サービスを使用し発送 |
空港ホテル | 7,000 | 東京駅周辺のホテルで前泊 |
移動費 | 4,000 | 実家から成田空港まで(※国内飛行機は特典航空券使用) |
日用品 | 30,000 | マレーシアで必要と思われる日用品を事前に購入(化粧品、食料品、雑貨など) |
学習教材 | 35,000 | Amazonでイギリス式ワークブックを購入(約40冊) |
国内引っ越し費用 | 70,000 | |
ネット契約費用 | 15,000 | RM500 コンドミニアムのインターネット接続に関するデポジット |
コンド契約費用 | 550,000 | コンドミニアム契約に関連するデポジット(3か月分)、前家賃など |
その他 | 150,000 | 家@マレーシアの必要品購入費(電化製品、食器、棚など) |
合計 | 1,054,110 | ※赤字はコロナ禍でのイレギュラー費用 |
最近は燃油サーチャージの高騰を受け、航空券の価格がとても高いです。JALやANAのマイルをためて使用する事がおすすめです。また、アメックスなどのクレジットカードでは空港宅配のサービスもあるので、クレジットカードの特典も確認し進めると良いでしょう。
我が家は、東京の家を借家として貸し出しました。部屋の荷物は、捨てたり、メルカリで売れるものは売り(売上金は約15万円ほど)、極力実家へ送るものを減らしました。メルカリの売上金は、実家への引っ越し費用と渡航費用の一部にあてました。
また、マレーシアの家は、家具付きが多い為、新たに購入するものは必要最低限のもので済んだと思います。
学校に必要な費用
学校に関する費用は記載しますと学校の特定につながります為、控えさせていただきます。項目のみご案内いたします。
項目 | 支出(円) | 内容 |
---|---|---|
学生ビザ関連 | 100,000 | 学生&保護者ビザ |
受験料 | ? | |
登録料 | ? | |
学費 | ? | (1学期分)※マレーシアは年払い、学期払いの選択が可能 |
デポジット | ? | (1学期分) |
バス代 | ? | (1学期分) |
security bond | ? | |
医療保険 | 9,000 | RM288 学生・保護者ビザには医療保険の加入が必須 |
制服・カバン代 | 15,000 | |
合計 | 124,000 +α | 「?」は、学校が特定されてしまう為、項目のみ記載します。 |
学費は学校によりピンキリです。年間50万~300万ととても幅が広いです。学費順のスクール一覧をご紹介します。また、学生&保護者ビザも自身での取得が可能です。必要書類とその流れも記事化してますので参考としてご覧ください。
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生活に必要な費用(1か月の支出イメージ)
前提条件:
人数:2人(息子6歳と私)※主人は頻繁に来馬。
食事:基本自炊(外食は週に1回あるかないか程度)
場所:KL中心部
※マレーシアは場所によって家賃・食費等の価格は異なります。KL中心部はKL郊外、地方都市の約2倍の差ありとお考え下さい。
※1RM=31円(2022年9月現在)
項目 | 支出(円) | 内容 |
---|---|---|
家賃 | 13,0000 | RM4,200 部屋:3LDK(110平米) |
電気代 | 11,000 | RM350 無理のない範囲でエアコンを使用 |
ガス代 | 300 | RM10 |
水道代 | 300 | RM10 |
食費 | 40,000 | 外食費含む |
移動費 | 10,850 | RM350 Grab代(車無し) |
習い事 | 30,000 | Singapore Maths, Online Rnglish & Mandarin |
ネット | 4,200 | RM135 |
携帯 | 1,100 | RM35 |
交際費 | 15,000 | |
その他 | 10,000 | 日用品、ネットオーダー品等 |
合計 | 252,750 |
移住初月は、必要なものをそろえるのにRM5,000(約15万)ほど追加でかかりました。電化製品はほぼ現地調達です。
家賃は我が家のコンドはいわゆる高級住宅地にある為、価格はそれなりに高いです。(日本と比べると安いですが・・・)KL郊外や地方都市に行くと、半額くらいで探せることもできるでしょう。
以下、我が家のコンドではないですが、イメージとしてご紹介します。
ざっくり約25万円くらいでしょうか。基本的に節約家庭なので贅沢せず、でも我慢もせず・・・という状態でこのあたりの金額です。マレーシアはガス代、水道代はほぼ無いみたいなものなので、これは非常に助かります。
習い事のSingapore Mathss教室は週1回1か月RM188(約6,000円)です。
マレーシアでは習い事はコンドに先生を呼ぶケースも多く、1時間約RM70(2,100円)~から水泳、ピアノ、ダンス、テニス、英語、中国語、算数、etc なんでも揃ってます。
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